HAWEKAが選ばれるのは、“芯ズレ”まで解決できるから
ホイールバランサーの性能だけでは、振動の再発や走行の違和感は解消できません。
その多くは「装着状態のズレ」、つまり“芯ズレ”によって発生しています。
HAWEKAは、実車装着を再現できる専用アタッチメントにより、 芯ズレゼロを実現し、走行中の不快な振動を根本から取り除きます。
静的バランスと動的バランスの違い
静的不均衡(Static Imbalance)

- 重心が回転軸から上下方向にズレている状態。
- 回転すると上下に跳ねる(ホッピング現象)。
- 対応するのは「ハブ側」の芯出し精度。
HAWEKAソリューション
- DuoExpert(デュオエキスパート)
- ローテーパーコーン
動的不均衡(Dynamic Imbalance)

- 重量がタイヤの左右方向(側面)で不均衡な状態。
- 回転中に左右へぶれる(シミー現象)。
- 対応するのは「ナット側(ボルト穴)」の芯出し精度。
HAWEKAソリューション
- QuickPlate(クイックプレート)
- フランジプレート
HAWEKAのソリューション:装着再現精度こそが命
実車でのホイール装着時は「ハブとナットで芯出し」されています。これをバランサー上で再現できていなければ、正確なバランス測定は不可能です。
以下は各方式の違いを図解で比較した表です。
評価 | 図解 | 装着方式 | 特長・再現性 |
---|---|---|---|
実際の車両装着時 | ![]() | ・ホイールを正確に芯出しするためには、バランス時にこの状態を再現する必要がある | |
◎ 正確 | ![]() | ハブ側:DuoExpert ナット側:QuickPlate | ・実車と同一構造で、ハブ&ナット両方を正確に再現 ・最も精度が高い |
◯ 比較的正確 | ![]() | ハブ側:ローテーパーコーン ナット側:QuickPlate | ・ナット側は再現、ハブはテーパーの弱いコーンを使用 ・実用レベルでは十分優秀 |
△ 不安定 | ![]() | ハブ側:標準コーン ナット側:プレッシャーカップ | ・測定誤差やホイールの変形リスクあり ・精度の高いコーンを使用する必要あり ・テーパーが強く不安定、カップ圧でリムに負担 |
❌ 推奨されない | ![]() | ハブ側:なし ナット側:標準コーン | ・最も誤差が多く、クレーム要因 ・センタリング構造を全く再現できておらず、非推奨 |
HAWEKA製品を利用するメリット
- ゼロバランスでも振動が残る、を根本から防止
- クレーム/再調整/工賃サービスの発生が激減
- 高級輸入車・EVなどセンシティブな車両に対応
- 顧客満足度アップ → 技術評価と収益性アップ
HAWEKAについて
HAWEKAは、ドイツに本社を構えるホイールバランスアタッチメントの専門メーカーであり、 世界50カ国以上のディーラー・整備工場に製品を提供しています。
- 本社所在地:ブルクヴェーデル(ドイツ)
- 創業年:1968年
- 主な取引先:メルセデスベンツ・BMW・アウディなど欧州車メーカーの認定工場多数
日本では弊社が40年以上にわたり正規総代理店を務め、全製品の導入・保守・技術相談をサポートしています。
HAWEKAの強み
HAWEKAは、センタリング精度の課題に対し、 ドイツの技術と実績で応えてきたグローバルブランドです。
以下は、HAWEKA製品が支持される理由です:
- スムーズな走行を実現:振動を抑え、走行性能と快適性を向上
- 安全性の向上:正確な装着によりホイール脱落などのリスクを最小化
- 高品質な特許技術:Made in Germany の精度と耐久性
- コスト削減にも貢献:タイヤ摩耗の軽減、クレーム・再調整の削減
- 全車種に対応:バイク・乗用車から大型車、特殊車両まで対応するラインナップ
HAWEKAのセンタリング技術は、世界中の整備現場で選ばれ続けています。